競輪は高的中率・高配当で稼ぎやすい！予想に必要な情報をまとめたぜ。

「ライン」という概念を理解しよう

競輪は一見個人競技のように見えるが、実はそうではない。
「逃げ屋」と「追い込み」という、それぞれ戦法の異なる選手同士が、2～4人で「ライン」と呼ばれるチームを組んで戦うことがほとんどなんだ。

ラインの選手が縦一列に並んで走ることによって、逃げ屋が先頭で風よけとなり、後方の追い込み選手は後半に向けて足を貯めることができる。

これでは一見、風を受け続ける先行選手が不利なように見えるが、追い込みの選手は後ろから来る他ラインをブロックすることで逃げ屋を助けているんだ。

ラインは、前後の選手がお互いを助け合うことができる合理的な戦法というわけだな。

ラインを構成するメンバーはレース毎に複雑に変化するが、基本的には選手の出身地やコメントなどを確認しつつ、

実力者で集まったライン
ブロックを得意とした追い込み選手がいるライン
何度も同じラインを編成してきた選手が集まったライン

が形成されそうなら、是非押さえておきたいな。

競争得点は選手の実力のパラメーター

競輪では、それぞれの選手の実力が「競走得点」という数値であらわされている。
競争得点はより高い方が強いとされており、予想する際には見逃せない数字だ。

この競争得点は出場したレースの格付けや着順によって決まる。
中間着（9車立てなら5着、7車立てなら4着）の選手を基準に、着順が1つ上がるごとに+2点、逆に1つ下がるごとに―2点という風に変化するぞ。

さらにこの競争得点で選手の階級が決まり、高い方から順に

S級S班・S級1班・S級2班・A級1班・A級2班・A級3班

の6階級に振り分けられる。

なかでもS級S班は前年G1優勝者と賞金上位の選手のみで構成されており、いわば最強の9人と言える。

競輪場の特徴を知って予想に有利に立て！

競輪場のレース会場は「バンク」と呼ばれ主に333バンク、400バンク、500バンクの3つに分けられる。
それぞれ周長（一周あたりの距離）に応じた名前が付けられているんだ。

この周長によって大きく変わってくるのが見なし直線（ゴール前の直線）の長さ。
333バンクでは直線が短く、逆に500バンクは直線が長くなっているんだ。
この長さによって、逃げと追い込みのどちらが有利かが微妙に変わってくる。

また各バンクを特徴づけるもう一つの特徴として、カント（傾斜角）があげられるな。
基本的には周長が長いほど緩やかに作られる傾向があり、333バンクではきつく、500バンクでは緩いといった感じだ。
これもレース展開に大きく影響するぞ。

さらに、競輪場の立地環境や季節によって影響してくる風も読まなくてはいけない。

「風が強い場合捲りが有利」など、まさかと思うような条件によって、選手の有利不利が大きく変わってくるんだ。